しかも悲壮感全開で。

どうしたら良いんだろうと、ご本人を目の前にして考えます。

ハッキリと本人にお伝えすると、明らかにムッとした表情をなさいます。

ほんの一瞬ですが、絶対に見逃しません。

その言葉に怒りを感じるという事は、心当たりがあるという事。

全く心当たりが無ければ、ポカーンとしますから。

勿論その事も、しっかりお伝えします。

なぜなら突破口（己を知る）は、そこしかないのですから。

前に進みたければ、必ず通らなければならないと思います。

勿論僕もそうでした。

なぜ、自分は何をやっても心が満たされないのか？

なぜ、他人の目を、こんなに気にするのか？

なぜ、他人をこんなにも羨ましがるのか？

真剣に考え、実践しまくりました。

少しずつですが、自分の中で変化が起こり始めました。

そこで気付きました。

「人を癒すだけでは、心は絶対に満たされない。」

「自分が満たされていなければ、人を癒すことは出来ない。」

と。

人間の心は、完璧に出来ている訳ではありません。

自分の事も出来ないのに、他人の事を出来るはずがありません。

人を癒そうと思う前に、まずは自分の心をしっかりと見つめ、
しっかりと満たしましょう。